2011年12月6日火曜日

ssFlickerとIceCreamSandwitch

12/2にGalaxy Nexusが発売、発売日に購入。
早速Android4.0でssFlickerを試してみた。
これまで初代XPERIA(2.1)でしか使っていなかったので、「4.0だから」だけではなく「機種が変わったから」発生した不具合を複数見つけてしまった…。
ss天気予報も不具合を見つけたんだけど、一旦保留。ゴメンなさい。



■v0.7.1
□β版に格上げ
前回のブログにも書いたけど、当初予定していた機能がほぼ実装完了したため。
これまでよりバージョンアップの頻度は減るかも知れないけど、開発スタンスに変更はない。

□スワイプポイント背景の透明度の設定を追加
□ウィンドウ背景の透明度、枠の色の設定を追加
□ドック背景の透明度の設定を追加
以前はウィンドウ背景に透明度ゼロの黒があったんだけど、v0.6.2で背景色を増やした際に削除していた。
復活の要望もあったし、よりカスタマイズ性を高めるために透明度の設定を追加。
ウィンドウ背景とドック背景の透明度設定だけを考えていたんだけど、ついでにウィンドウ背景の枠とスワイプポイント背景の透明度も設定可能とした。


■v0.7.2
□編集モードでポインタ移動後に、移動したポインタ内のアプリが編集できなくなる不具合の対応
□編集モードでオリジナルアイコンの透明アイコンを選択するとエラーになる不具合の対応
文字通りの不具合対応。

□ウィジェットの表示スペースの変更
今回の修正で一番大きいのはこれ。
これまで、ssFlickerは画面左上を起点としてウィジェットを表示していた。
これは不具合というより、ぶっちゃけ何も考えていなかっただけ。
初代XPERIAだとこれでぴったり表示されていたんだけど、GNだと画面サイズが大きいので左上隅に寄って表示されてしまう。
そこで、ウィジェットを表示するスペースを画面中央に修正した。

これだけだと大した話じゃないように聞こえるかも知れないけど。
これまではウィジェットを表示するスペースのサイズを設定していなかった。
なので、本来は設置できないような大きなサイズのウィジェットを置いても画面に収まる範囲で表示されるようになっていた。
けど、今回ウィジェットを表示するスペースのサイズを固定してしまったため、そのサイズからはみ出た部分は削れてしまう。

ちなみに、ssFlickerではウィジェット設置可能なスペースの縦と横は同じサイズとしている。
ほとんどの機種はウィジェットの表示スペースが4×4になっているが、一部機種ではそれ以上のスペースが確保されているものがある。初代XPERIAも4×5まで表示できる。
ssFlickerでは縦と横のサイズを取得して、その短い方に合わせたサイズとしている。
例えば、本来のスペースが3×6であれば、ssFlickerでは3×3のスペースとなる。(こんな機種はないと思うけど)
縦と横のサイズが異なると、横画面にしたときに何かと不便なのでこうしている。

□4.0でウィジェットの表示/非表示の切替えができない不具合の対応
これも初代XPERIAでは問題がなかったんだけど、GNでは動作しなかった。
これまではAppWidgetHostViewを直接addView() / removeView()して切替えていたものを、AppWidgetHostViewをLinearLayoutに入れてLineraLayoutを操作する事で解決。
それ以上の原因は不明。

□ウィジェットの表示位置編集の数値を変更(0〜を1〜に変更)
編集モードでウィジェットの表示位置を指定する際、0〜の指定だったのを1〜に変更。

□アイコンサイズ、文字サイズの計算ロジックの変更
これも今回の大きな変更点の1つ。
これまでssFlickerではpx単位でアイコンや文字のサイズを指定していた。これをdp単位に変更。
Androidでは端末によって解像度がまちまちなので、px単位で指定すると端末によって見た目の大きさが異なってしまう。
これをうまいこと解決してくれるのがdpという単位。
この辺が開発者を苦しめる問題の1つでもあるんだけど。

□4.0で端末再起動後に一部機能が動作しない不具合の対応
ssFlickerでは端末再起動後に4つの処理を行っている。
具体的にはアナザーホームの起動と、ステータスバー起動、スワイプ起動、シェイク起動の準備を行っている。
で、ICSだと端末再起動後にこれらの処理が動作しなかった。
どうもAndroidManifest.xmlに以下一文を追記する必要があるらしい。

<uses-permission android:name="android.permission.RECEIVE_BOOT_COMPLETED"/>

少なくともこれまで使っていた初代XPERIA(2.1)では問題なかったんだけどな。どのバージョンからの不具合だったかは未調査。

□ステータスバーアイコンの変更(サイズを小さく)
2.xと4.0だとステータスバーアイコンの見た目がかなり違う。
これまではアプリアイコンと同じ物を利用していたんだけど、ステータスバー専用にサイズの小さいアイコンを準備した。
本当は他の4.0向けのアイコンと同様に白のシンプルなものを作りたかったのだけど、そうすると今度は2.x系で見ずらくなってしまうので、とりあえずこのままにする。

□ドック未設定時にドックのスペースを表示するよう変更
これまではドックにアプリが設定されていない場合、ドックを表示すべきスペースを消して(つめて)いた。
ドックにアプリが設定されていない場合でも、ドックのスペースを表示するように変更。
変更した理由は特にないんだけど。ドックスペースを表示したくなければドックの表示位置を変更すればこれまでと同様に利用できる。

□一部ダイアログの境界線を変更
編集モードのダイアログでタイトルと内容の境界線のデザインをICSベースに変更。


他にもシングルクリックモードでの動作がおかしい時があるんだけど、それはまた次回にでも。直せるか自信ないけど…。

0 件のコメント:

コメントを投稿